お風呂にスマホは持って行って大丈夫?最新スマホの耐水性能ってどれくらいなの?

入浴中にスマホを使ってバスタイムを楽しむ人は多い

お風呂で全身をきれいに洗った後、入浴してリラックスタイムを過ごす方は多いでしょう。しかし、入浴中は手持ち無沙汰になるため、防水ケースなどにスマホを入れて、スマホをいじりながらバスタイムを楽しむ人も少なくないのでは?

ゆっくりお湯に浸かりながら映画やドラマ、動画配信サービスを観たり、読書を楽しんだりすることができるので、有意義な時間を過ごせるでしょう。

しかし、やはりスマホは水に弱い精密機器です。防水性能が上がっているとは言え、お風呂にスマホを持ち込んで大丈夫なのでしょうか。

お風呂にスマホを持って行くデメリットや危険性は?

ここでは、お風呂にスマホを持っていくデメリットや危険性を解説していきます。スマホ本体にダメージを与える可能性はもちろん、健康を害する恐れもあるので気をつけましょう。

お湯に落とすことで故障や損傷の原因に

まず、お湯に落としてしまうことで故障の原因になるリスクは考えなければいけません。防水ケースに入れているから大丈夫、と考える人もいるかもしれませんが、防水ケースも絶対的にスマホを守ってくれるとは限らないのです。

また、浴槽や洗い場に落とすことで損傷の原因になる危険性も考えられます。衝撃によってスマホが故障してしまう原因にもなるので気をつけましょう。

水に濡れて正常な動作ができなくなる

お湯に落とすことはもちろん、水に濡れてしまうだけでも精密機器であるスマホは以上を来す恐れがあります。

水に濡れてしまうことで隙間から内部へと水が侵入してしまい、スマホが動かなくなってしまったり、データが損傷し修復不可能になる可能性もあるでしょう。

また、水に濡れた時は不具合が生じなかったのに、時間差で翌日や翌々日にスマホに異常が現れた、というケースも少なくありません。

充電しながら入浴中に使用すると感電の危険性も

スマホは電気を発している機器なので、水との相性は最悪です。入浴中に水の中に落とすだけでも危険ですが、最近はスマホだけでなくモバイルバッテリーをお風呂に持ち込み、充電しながら入浴、スマホ使用するという人もいます。

充電しながらスマホを使用するだけでもスマホに大きな負荷がかかりますが、その状態で入浴してしまうと、いざお湯に落としてしまった際に感電してしまう危険性もあります。

実際、世界中でスマホを使いながら入浴していたところ、感電してしまったという事故が報告されており、最悪のケースとして死亡例も報告されています。非常に危険なので、やはり入浴しながらのスマホ使用には細心の注意を払わなければなりません。

防水仕様の最新スマホなら大丈夫?耐水性能はどのくらい?

入浴時のスマホ使用に関して、「防水仕様のスマホならば大丈夫だろう」「防水ケースに入れていれば問題ないのでは」と考える人も多いでしょう。

現在、最新型のスマホは防水仕様を兼ね備えている機種も多く販売されています。しかし、防水性能を兼ね備えているとはいえ、完全防水ではありません。水没してしまった場合、早急に正しい処置をしなければ故障してしまいますし、正しく対応しても故障原因につながる危険性があります。

「お風呂ならば海とは違って不純物がないから大丈夫なのでは?」と考える方もいますが、そもそも精密機器なので、隙間から水が入ってしまえば故障原因になり得ます。

また、浴室はお湯の蒸気で温度が上がっているため、浴室から出た時の温度変化にさらされることで、スマホの内部で結露現象が発生する恐れもあります。内部で結露してしまうと、知らぬ間に内部が水浸しになってしまい、突然故障する…という事態に陥ることも。

これらのスマホの性能を踏まえると、やはり精密機器であるスマホをお風呂に持ち込む行為は、故障のリスクを避けられないと考えるべきでしょう。

スマホは精密機器!なるべくお風呂には持ち込まないで

いかがでしたか。最新スマホは防水性能が上がっているとはいえ、完全防水ではありません。スマホを長く使い続けたいのであれば、なるべくリスクの高いお風呂には持ち込まず、お風呂を出てからゆっくり使用することをオススメします。

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