須崎、桜井、鏡が世界一 レスリング女子、パリへ弾み

レスリングの世界選手権で優勝し、日の丸を掲げる女子の(上から)50キロ級の須崎優衣、57キロ級の桜井つぐみ、76キロ級の鏡優翔=20日、ベオグラード(共同)

 【ベオグラード共同】ベオグラードで開催中のレスリングの世界選手権で20日、女子で50キロ級の須崎優衣(24)=キッツ、57キロ級の桜井つぐみ(22)=育英大、76キロ級の鏡優翔(22)=東洋大=が優勝した。いずれも来年のパリ五輪代表に決まっており、金メダル獲得へ弾みをつけた。

 東京五輪女王の須崎は48キロ級を含め2年連続4度目の頂点に立ち、2014年から続ける国際大会での無敗を守った。

 桜井は55キロ級を含めて3年連続の世界一。鏡は最重量級の日本女子では03年の浜口京子以来、20年ぶりの優勝となった。昨年3位から躍進した。

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