出口亜梨沙 3作目写真集で恋愛観の変遷吐露「大人になって、長続きしなくなりました」

関西朝の情報番組「おはようコールABC」で〝グラマーすぎるレポーター〟として注目を集め、グラビアデビュー後、現在は女優としても活動の幅を広げる出口亜梨沙が18日、都内で3作目となる写真集「Essense」(講談社、22日発売)の先行イベントを開いた。

この日は31歳の誕生日。1冊目「EXIT」、2冊目「Entrance」に続いて“E”から始まる3作目のタイトルを考案。過去2冊は「ちょっと背伸びしてるかな……みたいな、まだ“若さ”が残ってたんです」と感想を漏らし、今作では「30歳を過ぎてからの写真集なので、等身大の自分ってわけじゃないですけど、背伸びしない『ありのままの自分』を出せたんじゃないかなって、今回はちゃんと大人に撮れたかな、と思ってます。表情は、とくに大人になったかな」と、自信を見せた。

“大人の恋愛” もテーマだという今作。若い頃と大人になってからの恋愛について「話し合えるかどうかなのかな、と思います。若い頃は “好き、好き~!”って、もうそれだけで大丈夫みたいに感じていました。でも大人になると、そうもいかなくなってくるので、この先うまく続いて行かせようと努力してる、話し合える、そんな2人だとすれば大丈夫なんじゃないか、という考え方に変わりました」と、自身の恋愛観の変化を語った。

自身の恋愛に関しては、苦笑しながら「結婚したい、とは思ってるんです。けど、恋愛の方があんまりうまくいかなくて…。大人になって、長続きしなくなりました。だから全然いないんです。結婚が遠そうで、どうしよう~」と、困り顔。「33~34歳ぐらいには結婚したいなって思ってるんです」と願望はあるそうだが、「『結婚したい』って言ってた先輩たちで、そのくらいに結婚できた先輩を見たことないので、とっても不安です」と、再び苦笑いを浮かべた。

お気に入りカットは、水を張っていないプールの青色の縁の上で、赤いビキニを着て髪を風になびかせたカット。「真っ青なプールに赤の水着がすっごい映えたんです。すごくキレイなその景色が忘れられなくて。写真を見て、こんな美しいコントラストになるんだと思って。いちばん印象に残ったので、お気に入りに選びました」と語った。

撮影は4月、小笠原諸島・八丈島でオールロケを敢行。「4月ぐらいに撮影したのですが、台風の時期だったのか来ちゃったんです(苦笑)。もともと2泊3日の予定だったんですけれど、飛行機が飛ばなくなってしまうかもしれないってなって、1泊2日になりました」と振り返った。「2泊3日のはずだったので、やっぱり1泊なくなっちゃったっていうのは、もっと八丈島を満喫したかったって意味で心残りだったので、80点にします!」と自己採点した。

会見の最後には、サプライズで誕生日ケーキが運ばれてきて、驚きの表情を浮かべた出口。「ありがとうございます!」と声を弾ませつつ「体調をすごく崩しやすくなったんです。20代で運動してた頃は、あんまり体調を崩すことはなかったんですけど、運動もサボってしまったり。だから、30歳を超えたからこそ運動とかもちゃんと続けて、体型維持だけではなく健康にも気をつけていきたいなって、身に沁みています」と、30代の心づもりをしみじみ。今後について「30代になって、いままで通りでは(立ち)行かなくなって来たので、まず、もっと視野を広げたいなって思います。私生活では妹に女の子が生まれたので、姪っ子の成長を見届けたいというのが目標です」と語った。姪っ子も出口の“エッセンス”に加わりそうだ。

出口亜梨沙の3作目の写真集「Essense」の書影 ⓒ佐藤佑一・講談社
3作目の写真集「Essense」の先行ベントを開いた出口亜梨沙

(よろず~ニュース編集部)

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