【ドンペリのラベルを貼り換え売却】商標法違反の疑いで男逮捕

フランスの高級酒、「ドン・ペリニヨン」の商標権を侵害したとして、大阪府の男が逮捕されました。

「商標法違反」の疑いで20日に逮捕されたのは、大阪府八尾市の無職の男(41)です。

警察によりますと男は2021年9月、フランスの「エムアッシュセーエス社」が商標権を所有する高級酒、「ドン・ペリニヨン・レゼルヴ・ドゥ・ラベイ」(通称:ドンペリゴールド)のラベルが貼られたシャンパン2本を大阪市内のリサイクルショップに合計8万円で売却し、同社の商標権を侵害した疑いです。

売却されたシャンパンの瓶には1本10万円以上が相場とされる「ドンペリゴールド」の本物のラベルが貼られていましたが、中身の酒は1本2万円程度が相場の「ドン・ペリニヨン ヴィンテージ」(通称:ドンペリ白)だったということです。

調べに対し、「偽物のドンペリを店に売ったことに間違いない」と話しているということです。

酒は2021年10月、広島市内に住む男性が、大阪市のショップから「ドンペリゴールド」としてインターネット経由で購入。

男性が到着した酒のラベルが貼り替えられていることに気づき、警察に相談したことで発覚したということです。

酒はラベル以外にも本物に見えるよう、精巧に細工が施されていたということで、警察が酒の入手先や余罪などを調べています。

【2023年9月21日】

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