101年ぶり記録更新、福井市で85日目の真夏日 残暑いつまで…10月前半も30度以上の可能性

 福井県内は9月20日、暖かく湿った空気が流れ込み、福井市で最高気温30.8度を観測し、今年85日目の真夏日(30度以上)となった。1922(大正11)年の84日を上回り、101年ぶりに同地点の年間最多を更新した。敦賀市も31.3度まで上がり、真夏日は今年75日目で、1939(昭和14)年と並び同地点で過去2番目。

 今夏は35度以上の猛暑日も福井市で32日、敦賀市も19日を数え、ともに年間最多を更新している。9月に入っても異例の残暑が続き、両市とも9日以降12日連続で真夏日となっている。

 北陸地方の10~12月の3カ月予報によると、平均気温は平年に比べ高い傾向。全国的には10月前半まで真夏日の可能性があるという。県内でも気温が平年より高いか、かなり高い日が続く見込みで、21日の予想最高気温は福井市と敦賀市31度、大野市30度。22日以降は最高気温が30度を下回る日も増える見通し。

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 一方、県内は前線が南下する影響を受け、21日昼過ぎから1時間に30ミリ以上の激しい雨が降る恐れがある。福井地方気象台は22日にかけて土砂災害などに注意を呼びかけている。

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