広島市の路上で大麻を譲り渡したとして警察は無職の男を逮捕し、関連が疑われる暴力団の組事務所を家宅捜索しました。
21日、警察は、広島市中区にある指定暴力団共政会片山組の事務所を家宅捜索しました。
大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、広島市中区吉島東の無職の男(22)です。
警察によりますと、男はことし2月、広島市中区流川町の路上で、別の男性に大麻を有償で譲り渡した疑いがもたれています。
調べに対して男は黙秘しているということです。
大麻を譲り受けた男性を警察が取り調べたことで、男の関与が浮上しました。
警察は、男は暴力団と深く関わりがあることから、事件の背後に暴力団が関与している可能性があるとみていきさつを詳しく調べています。