溶接協会ロゴマーク 96点の中から最優秀賞決定 今後は様々な媒体を通じてお目見え/岡山・津山市

津山工業高校=岡山県津山市=デザイン科3年の福田心愛さんが考案したデザインが、県溶接協会のロゴマークに採用された。

同協会が溶接の魅力を伝えようと、県内のデザイン系学科の高校生を対象に募集。県内から集まった96点の中から最優秀賞に選ばれた。

作品は二つの三角形をそれぞれ溶接材料に見立て、重なり合うことで接合を表現。材料が溶けて冷却するイメージを青色で表現しており、色数を抑えて、落ち着いた印象に仕上げたという。

授賞式が14日、岡山市で開かれ、家族や関係者が見守る中、福田さんはトロフィーと賞状を受け取った。「頑張ってきたことが評価されてうれしい。将来は本の装丁などのデザインに携わる仕事に就きたい」と喜びを口にした。

デザインは今後、協会員の作業服や名刺、広報グッズなどに活用される。

県溶接協会のロゴマークに採用されたデザイン

© 津山朝日新聞社