慎吾ちゃん新作「推し」の絵 メンバーカラー5色で制作 21世紀美術館、ファン見入る

新たに展示された「推し活」(左)を鑑賞する来場者=21日午前10時40分、金沢21世紀美術館

 金沢市の金沢21世紀美術館で開かれている俳優・タレントの香取慎吾さんによる北國新聞創刊130年記念の個展「WHO AM I SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR」(北國新聞社、北陸放送主催)は21日、新作「推し活」が追加された。元SMAPの香取さんがメンバーカラーの5色で描いた作品で、ファンが感慨深げに見入った。

 香取さんは雑誌「週刊文春WOMAN」の表紙を描いている。新作は21日に発売された最新号の表紙で、特集テーマ「推し活」に合わせて制作した。青、赤、ピンク、黄、緑の5色が重なったキャラクターが描かれ、片目から涙のようなものが流れている。撮影可能エリアに飾られた。

 白山市の山下千恵実さん(60)は「色がすごく鮮やかで瞳もすてき」と話し、野々市市の林美智子さん(60)は「背景は黒く塗られ、個展のテーマの『光』と『闇』が感じられる」と興味深げに鑑賞した。

 香取さんの個展は北陸初開催で約200点が公開された。10月15日までで会期中は無休。開場時間は午前10時~午後6時、土曜は午後8時まで。入場料は一般2千円、中高生1300円、小学生600円。

© 株式会社北國新聞社