高松市議会でハラスメント防止の研修会 市職員への「不適切言動」を受けて開催

高松市議会議員が市の職員に対してパワハラにあたる言動をしたとされる問題を受け、高松市議会でハラスメント防止の研修会が開かれました。

研修会には、高松市議会の40人の議員のうち体調不良の2人を除く38人が参加しました。

研修会では、専門家が「無意識の思い込みがハラスメントにあたる可能性があるかもしれない」などの注意点を説明した後、議員からの質問に答えました。

この問題は、2023年7月、高松市議会議員が市の職員に対してパワハラにあたる言動をしたとして、高松市の大西市長が議会に対応を求めていたものです。

議会側は「ハラスメントに該当するかは別にして、言動は不適切だった」として、ハラスメント研修などの再発防止策を講じると市長に回答していました。

(高松市議会/白石義人 議長)
「この研修を通して(議員の)それぞれの意識の変化、その中で、また新たな取り組みっていうものを、我々も議会運営委員会の皆さんのご意見を聞きながら検討していきたい」

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