プログラミングで動くおもちゃに描いた絵を壁に映し出せる大型プロジェクター。子どもたちの科学技術への興味を高める教室が印西市の小学校にオープンし、早速子どもたちが利用しました。
印西市立原山小学校のコンピューター室にオープンした「THINK BIG SPACE」
プログラムを組んで動かせるプラスチック製ブロックや、描いた絵を取り込んで壁一面に映し出せる大型プロジェクターなどが教材として用意され、壁は自由に書き込めるホワイトボードになっています。
以前から原山小学校でプログラミング教育に取り組んできたIT会社の「アマゾン ウェブ サービスジャパン」が社会貢献の一環で無料で整備しました。
21日のオープンセレモニーで会社側の担当者は、「地域にとって有効な場になってほしい」と挨拶し、印西市の板倉正直市長は「市の教育環境の質が高まることを期待しています」と 述べました。
原山小学校では今後、ロボットにボッチャをさせる「ロボッチャ」などプログラミングやデータサイエンスを学ぶカリキュラムを作って、この先進的な教育環境を本格的に活用していく予定です。