前回6冠池江璃花子「わくわく」 競泳勢など杭州入り

中国・杭州の空港に到着した競泳の池江璃花子=21日(共同)

 【杭州共同】杭州アジア大会(23日開幕)に臨む競泳などの日本代表が21日に現地入りし、前回大会6冠で最優秀選手(MVP)に輝いた女子の池江璃花子(横浜ゴム)は「初めての中国なので、わくわくしている。楽しみつつ、メダルは最低1個取って帰れたら」と笑顔で抱負を語った。

 男子の瀬戸大也(CHARIS&Co.)は「来年(のパリ五輪)に向けたスタートという気持ちで臨みたい」と話し、同じくメダル候補で男子主将の本多灯(イトマン東京)も到着した。

 ボクシングの東京五輪女子フライ級銅メダリストで50キロ級のパリ切符を狙う並木月海(自衛隊)は「いよいよ始まるなと、気合は入っている」と意気込んだ。日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長も杭州入りした。

 開幕前に実施の競技で、バレーボール男子1次リーグF組の日本はフィリピンを3―0で下し、3戦全勝の1位でトーナメント予備戦に進んだ。

中国・杭州の空港に到着し、記念写真に納まるハンドボールの日本代表選手たち=21日(共同)
日本―フィリピン 第3セット、ポイントを奪い喜ぶ日本=湖州(共同)

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