冬の渡り鳥マガンが飛来 宮城・登米市の水田

宮城県登米市の水田に、マガンが初飛来しました。

21日午前9時40分ごろ、登米市迫町の刈り取りを終えた水田で羽を休めたり餌をついばんだりする50羽のマガンを、宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団の研究員が発見しました。

マガンはロシアの極東部で繁殖し、寒さが厳しくなる冬になると約4000キロ離れた伊豆沼などに飛来し越冬します。

飛来は前年より4日遅く、平年より1日遅くなりました。

県伊豆沼・内沼環境保全財団嶋田哲郎研究室長「猛暑だったので、地球的に暑かったということもあって少し遅れたかもしれません」

毎年、伊豆沼周辺では約10万羽のマガンが冬を過ごします。10月上旬には、ハクチョウも飛来する見込みです。

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