秋の交通安全運動、歩行者事故防止と自転車乗りのヘルメットを重点指導 新潟県庁前で出発式

白バイやパトカーがパトロールへ向かった出発式=9月21日、新潟市中央区新光町

 秋の全国交通安全運動初日の9月21日、新潟市中央区の新潟県庁前で出発式が開かれた。新潟県警は30日までの期間中、歩行者事故の防止と自転車利用者のヘルメット着用などを重点に、県内各地で街頭指導や取り締まりを強化する。

 出発式では新潟明訓高校書道部が運動のスローガン「反射材 早めのライト 光るマナー」を華やかに書き上げた。その後、白バイとパトカーが一斉にパトロールへ出発した。

 県警によると、昨年の歩行者事故での死者数は15人で、このうち9〜12月が11人と集中した。県警の本田比呂志交通部長は「夕暮れ時の反射材や明るい服の着用を積極的に呼びかける」と話した。

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