ACL2度の優勝、FC東京でもプレーしたチャン・ヒョンスがリンパ腺腫瘍の治療を終えアル・ヒラルに別れ「とても貴重な時間でした」

[写真:Getty Images]

リンパ腺腫瘍の治療を終えた元韓国代表DFチャン・ヒョンスが、アル・ヒラルに別れを告げた。

【動画】チャン・ヒョンスとの思い出をプレーで振り返るアル・ヒラル

Jリーグでもプレーしていたチャン・ヒョンスは、2019年7月にFC東京からサウジアラビアのアル・ヒラルへ完全移籍。4年間にわたり、国内リーグ戦3連覇のほか、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で2度の優勝を経験するなど、チームに大きく貢献した。

だが、6月にリンパ腺腫瘍と診断とされ、ピッチから離れることに。同月末で満了となる契約の延長交渉に入っていたが、結果として満了の運びに。ただ、クラブは治療期間中の支援とサポートを約束していた。

8月に4回目の化学療法を経て、がんの再発を防ぐため放射線治療も終えたチャン・ヒョンス。今月21日、アル・ヒラルは公式SNSで思い出の動画とともに「お別れの時が来ました、ありがとうチャン・ヒョンス!」と綴り、改めてチームを離れる旨を発表した。

チャン・ヒョンス自身もインスタグラムにて「この4年間はとても貴重な時間でした、とても感謝しています。一緒に作った思い出や出来事は全部忘れません。本当にありがとうございました」と残し、アル・ヒラルへの感謝を言葉にした。

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