戸籍システムに障害 書類発行できず つくばや守谷など茨城県内自治体

つくば市役所=同市研究学園1丁目

茨城県内の一部自治体で21日、戸籍謄本などを発行するシステムに障害が発生し、窓口で関連書類発行の取扱業務が一時できなくなった。システム障害があったのは、つくば市や守谷市、神栖市、鉾田市、稲敷市、潮来市、八千代町など。いずれも富士フイルムシステムサービス(東京)が提供するシステムを利用していた。

つくば市は同日午前10時10分ごろから同11時半ごろにかけて、「戸籍総合システム」が起動せず、出先窓口4カ所と出張所3カ所で計14人に戸籍謄本などを発行できなかった。守谷市では同日午前8時半ごろから同11時ごろまで障害が発生。住民ら3人の書類発行に影響が出た。

八千代町でも同日午前、2人分の戸籍謄本や身分証明書の申請に対応できなくなった。

トラブルはいずれも同日午前に発生し、同11時ごろには復旧。つくば市などによると、20日深夜から21日未明にかけて実施されたサーバーの保守点検などが原因とみられるという。

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