今日から片づけ上手!「部屋がすぐ散らかる」理由と対処方法

おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。

「気がついたら、いつも散らかっている…」とお悩みの方へ。お家の中が散らかるのには、理由があります

今回は、お家がすぐに散らかってしまうという方に向けて、散らかる理由と対処方法をご紹介します。

【1】モノに定位置がない!

すべてのモノに、それぞれを片づける場所を用意していますか?

例えば、新しく買ったiPad。我が家では、片づける場所を考える前に購入してしまったので、あっちこっちに出しっぱなしのままでした。

写真の通り「片づける場所(=定位置)」を決めたことで、出しっぱなしがなくなりました。

【2】定位置があっても「動線」が悪い!

片づける場所(定位置)を決めても、動線が悪いと、片づけることが面倒で出しっぱなしになってしまいます。

例えば、先ほどもご紹介した、iPad。我が家では、LDKと書斎でよく使います。LDKで使用した場合は、先程の通り用意した定位置へサッとお片づけできます。ところが、書斎で使った場合は、デスクの上に出しっぱなしに…。

この原因は、動線が悪いこと。書斎で使ったiPadをLDKの定位置へ戻すための動線が悪いため、片づけることを面倒に感じてしまい、出しっぱなしになるのだと思いました。

そこで、書斎にもiPadの片づける場所(定位置)を用意しました。おかげで、LDKでも書斎でも出しっぱなしになることはなくなり、すっきりしました◎

【3】片づけるアクション数が多い!

散らかりやすいのは、「片づけるのが面倒」という理由が大半です。

では、なぜ面倒と感じてしまうのでしょうか?

片づける場所(定位置)を作り、動線も良し!だけど、散らかってしまう…それはきっと、片づけるためのアクション数が多いからです!

例えば、キッチンでよく使うさいばしやレードル、トングなどの一軍アイテムは「出しっぱなし収納」にしてみませんか?

これだとワンアクションでお片づけできるので、面倒に感じることはほぼないといえます。

さらに、引き出しに収納する際は、引き出しを開けたら取れる仕組みづくりがおすすめです。

引き出しを開けて、モノを片付ける!ここで、フタつきのボックスの中に収納していると、そのボックスのフタを開けるが面倒だなと感じて、散らかりやすくなってしまいますよ。

たまにしか使わないものならば、「扉をあけて、引き出しを出して、収納する」という3アクションまでなら、面倒に感じずにできると思います。

たまの3アクションなら、苦になりません。ただ、これが毎日何回も行うことならば、面倒だと感じて出しっぱなしになってしまいます。

モノの使用頻度に合わせて収納場所を変えることで、散らかりを予防しましょう。

まとめ

お家が散らかっていると、気持ちもすっきりせずもやもや。散らかる場所をひとつずつ、少しずつ改善していきませんか?改善を重ねた先に、散らかにくいお家が待っていますよ!

私自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。

☆この連載は<隔週金曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!

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