京急が「みさきまぐろきっぷ」など値上げ 10月から、数十~数百円 運賃改定に伴い

10月1日から値上げする「みさきまぐろきっぷ」などの企画乗車券

 京浜急行電鉄(横浜市西区)は10月1日から、「みさきまぐろきっぷ」など企画乗車券の発売額を変更する。同日から初乗り150円に統一する運賃改定に伴い、企画乗車券もおおむね数十円~数百円の値上げとなる。

 対象はPASMO専用の企画乗車券を含む約20種。「みさきまぐろきっぷ」や「葉山女子旅きっぷ」のデジタルきっぷは平日や休日、大型連休など繁閑に応じた金額を設定、観光客の平準化を目指す。いずれも電車とバスの乗車券に対象店舗の食事や土産の優待券がセットになって、品川発の大人平日・デジタルの場合、みさきまぐろ3750円、葉山女子3630円。

 一方、子どもの企画乗車券は、一部に均一運賃を導入。子育て世代の負担を軽減し外出を後押しする。「三浦半島1DAYきっぷ」は均一500円、「同2DAYきっぷ」は750円で、いずれも京急線と京急バスの往復(フリー区間あり)乗車券に対象店舗の優待券が付く。

© 株式会社神奈川新聞社