上がり続けていたガソリン価格が12週ぶりに値下がりしました。
一方で灯油の配達価格は、15年ぶりの高値を記録。
本格的な冬を前に、価格はどうなっていくのでしょうか。
ガソリンが12週ぶりに値下がり
札幌市内のとあるガソリンスタンドでは、8月にレギュラーガソリンの価格が1リットルあたり177.8円まで上がりました。
しかし、政府の補助金が延長・拡充されたことなどで、9月13日午後には169.8円まで下がりました。
13日発表されたレギュラーガソリンの道内平均価格は182.2円で、前の週より2.1円安くなりました。
価格が下がったのは、12週ぶりです。
全国平均も 184.8円と1.7円下がりました。
補助金の延長・拡充で、10月には175円ほどにまで抑えられる見通しです。
灯油は15年ぶりの高値
一方、道内の灯油の配達価格は上がり続けています。
ガソリンスタンドに来ていたお客さんも、「冬になると灯油もあるので、そちらの方が(高騰すると)きついかな」と話します。
2020年6月には1リットルあたり70.5円でしたが、2021年10月に100円を超え、その後も右肩上がり。
13日の発表では、127.7円となりました。15年ぶりの高値です。
石油情報センターによりますと、ガソリンと同様に今後「10円強」安くなるとみられますが、補助金は冬真っただ中の12月末までの予定で、その後どうなるかは決まっていません。
気温が下がっていくにつれ、気になる灯油価格。
ガソリンとともに心配がつきません。
*みんテレ9月13日OAのものです