ガーナで襲撃9人死亡 過激派勢力拡大か

 【ニアメー共同】西アフリカ・ガーナ北部で21日、交易のため車両で移動していた人々が武装集団の襲撃を受け、9人が死亡した。ロイター通信が伝えた。現場はブルキナファソとの国境に近い。同国で攻勢を強めるイスラム過激派が、ガーナまで勢力の拡大を試み始めた恐れがある。

 ブルキナファソの南方では近年、過激派の活動範囲が広がっているもようだ。昨年7月には今回の襲撃現場に近い隣国トーゴ北部でも、過激派の攻撃で住民10人以上が死亡する事件があった。

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