死亡…男性に向かって資材が崩落 作業員がフォークリフトで運搬中に 会社を書類送検、運転の作業員は無資格か

フォークリフト無資格運転、男性死亡=狭山市

 所沢労働基準監督署は19日、労働安全衛生法違反の疑いで、埼玉県川越市の土木建築業「高見工務店」と同社代表取締役の男を、さいたま地検に書類送検した。

 同労基署によると、2021年11月22日、狭山市内の資材置き場で、男がフォークリフトで資材の運搬作業を行っていた際、資材が同社従業員の男性に向かって崩落し、男性が死亡する事故が発生した。書類送検容疑は男が当時、無資格でフォークリフトを運転した疑い。

 同労基署は男の認否を明らかにしていない。

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