アミュプラザ長崎新館アンバサダーに仲里依紗さん コンセプトは「new mood」

アミュプラザ長崎新館のプロモーションについて発表する赤木社長執行役員=長崎市尾上町、アミュプラザ長崎

 JR長崎シティ(長崎市)は21日、11月10日に開業するJR長崎駅ビル「アミュプラザ長崎新館」のスペシャルアンバサダーに長崎県出身の俳優、仲里依紗さんを起用したと発表した。プロモーションコンセプトは「new mood」とし「長崎に新しい風を吹き込みたい」としている。
 仲さんは東彼東彼杵町出身。同社の赤木征二社長執行役員は「ファッションリーダー的存在で全世代に愛されている」と起用の理由を説明。「長崎をまとう」をテーマに、仲さんらモデル5人が、出島や雲仙地獄など長崎県内5カ所でオリジナル衣装を着たCMやポスターなどで開業をPRする。仲さんは「思い出の多いアミュ長崎。一緒に新館を盛り上げていきましょう」とコメントを寄せた。
 新館の営業面積は約2万1700平方メートルで計86店舗が入る。同社によると工事進捗(しんちょく)率は21日現在、全工程の約99%。植栽などの外構を残すのみという。赤木氏は「西九州新幹線も1周年を迎える。長崎のシンボル、情報発信の拠点となり全国各地から来てもらえる場所にしたい」と話した。

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