エド・シーラン、米ドラマ『フレンズ』にインスパイアされた新曲をコートニー・コックスの前で披露

現地時間2023年9月21日、エド・シーランが最新アルバム『オータム・ヴァリエーションズ』から新曲をハリウッドの人気俳優に向けて演奏する動画をSNSに投稿した。

エドはこの画像で、「コートニー、コートニー、コートニー。君が出演していた“フレンズ”にインスパイアされた曲を書いたんだ」と長年の友人で『フレンズ』に出演していたコートニー・コックスに説明する動画を自撮りしている。同ドラマでモニカ・ゲラー役だったコートニーがキッチン・カウンターで見守る中、エドはアコースティック・ギターで新曲「American Town」の一部を演奏した。

コートニーは、エドの演奏を聴きながら、9月29日にリリースされるアーロン・デスナーによってプロデュースされたアルバムに収録される同楽曲の歌詞に合わせて微笑んだ。

サビの前の歌詞では、1994年にスタートし、2004年5月に最終回が放送されるまでの間、高視聴率を記録した米NBCの人気ドラマ『フレンズ』に触れている。「小さな白い箱に入った中華料理を食べた/『フレンズ』で見たような生活を送る/マットレスがやっと収まる君の部屋/起きて、また仕事に行く/風はまるで私たちを吹き抜けるようだ/ダウン・ジャケットが流行っている」とエドは歌った。

パフォーマンス後に、コートニーが「待って、それは本当に“フレンズ”のことなの?」と尋ねると、エドは番組にインスパイアされたと明確にした。「だって、君は小さな白い箱に入った中華料理を食べてたじゃないか?」と説明すると、コートニーは気に入ったと感想を述べ、「私もお金をもらえるかしら」と冗談を言った。

今回の「American Town」の予告は、エドが全米のファンのリビングルームでレコーディングした『オータム・ヴァリエーションズ』のサプライズ・シークレット・ライブ・バージョンをリリースすることを明かした数日後に公開された。エドにとって2023年3枚目となるこのサプライズ・シークレット・ライブ・バージョンのリリース日程はまだ発表されていない。彼は、11月18日と19日に英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われる2公演で『オータム・ヴァリエーションズ』の全曲を披露する予定だ。また、【マスマティックス・ツアー】の北米公演は、9月23日に米カリフォルニア州のSoFiスタジアムで終了を迎える。

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