秋雨前線が通過し、日本列島は北から秋の空気に入れ替わってきている。
北海道ではけさの気温が5℃を下回った所があるなど、冷えた朝となったが、日中は爽やかな晴天が広がっている。午後も北海道ではカラッとした秋晴れが続き、東北や北陸でも晴れ間がでてきそうだ。一方、関東から西ではスッキリしない天気となっているが、こちらも季節の変わり目に差し掛かっており、土日は全国的に秋晴れとなる見込み。
東・西日本はスッキリせず
秋雨前線は本州の南岸まで下がっているが、まだ湿った空気の影響が残っているため、東日本や西日本を中心に曇りや雨の所が多くなっている。午後も関東から西の太平洋側ではなかなか雲がとれず、夜まで雨が降りやすくなりそうだ。
一方、北日本では北海道を中心に晴れており、午後は東北や北陸でも次第に晴れのエリアが広がる見通し。
季節の変わり目 夜には秋らしく
日中の気温は全国的に平年を上回り、関東から西では30℃以上の真夏日になる所もありそうだ。ぐずついている東日本や西日本では蒸し暑く感じる所もあるが、次第に秋の空気に入れ替わる見通し。特に気温が下がる夜は北よりの風も加わり、より秋めいて感じられそうだ。あす23日(土)の朝は、けさよりも各地で気温が低くなる見通し。
週末は広く秋晴れ
土日は秋の高気圧に覆われて、全国的に晴れる所が多くなりそうだ。あす23日(土)は関東など太平洋側で不安定な天気になる所はあるが、あさって24日(日)は各地で秋晴れとなる見込み。日中の気温はまだ高く、東日本や西日本では30℃を超える所が多いが、湿度が低いため、カラッとした陽気となりそうだ。
(気象予報士・多胡安那)