新制服をお披露目 長崎南高、来年度から 機能面にも配慮

新制服でポーズを決めるモデル役の3年生=長崎南高

 長崎市上小島4丁目の長崎県立長崎南高(小野下和宏校長、679人)は2024年度、制服をリニューアルする。男女とも冬服は同校スクールカラーの緑を取り入れた深緑色のブレザーで、女子はスラックスの選択も可能に。10日の文化祭で全校生徒らの前でお披露目した。
 同校によると、制服が変わるのは03年に女子の夏服が変更されて以来。21年度の創立60周年を機に検討が始まり、本年度に入り男女とも変更する方向に。生徒や中学生らの意見も反映させデザインを決めた。
 女子の冬服には男子の校章バッジを採用。三つの波をモチーフにした現在の女子バッジのデザインをボタンにリニューアルする。男女とも夏服は緑など3色のポロシャツ。いずれも洗濯のしやすさやノンアイロンなど機能面に配慮した。セーターやカーディガンなどのオプションも用意している。
 文化祭では、3年生がモデル役をしてファッションショー形式で新制服を披露。会場からは「かわいい」などの歓声が上がった。モデルを務めた鷹見心翔さん(17)は「とても格好いい制服。後輩が新しい制服で充実した高校生活を送ってもらえれば」と話した。


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