京都ハンナリーズ、新シーズン向けファンと250段の階段を「共に、登る」

大槌で玉鋼を打つ京都ハンナリーズの選手たち(京都市左京区・狸谷山不動院)

 バスケットボール男子Bリーグ1部の京都ハンナリーズは20日、京都市左京区の狸谷山不動院で必勝祈願を行った。10月開幕の新シーズンに向け、チームが一体となって気持ちを新たにした。

 昨季から継続するクラブのスローガン「共に、登る。」に合わせ、選手やスタッフ、ファンら約70人が250段の階段を上って本殿へ。護摩法要に臨み、今季の健闘を祈った。

 祈願の後、同院が祭る不動明王にあやかった刀「不動剣」を作製した。選手らが2人一組になり、熱した玉鋼を大槌で交互に打って鍛えた。主将に就任した小西聖也(洛南高―関学大出)は「チームが一つになる良いきっかけになった。去年より多く勝利を届けたい」と意気込んだ。

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