駒木根葵汰主演「天狗の台所」主題歌が折坂悠太の「人人」に決定! 劇伴はVaVaが担当

BS-TBSで10月5日にスタートする木曜ドラマ23「天狗の台所」(木曜午後11:00)の主題歌が、折坂悠太の新曲「人人(ひとひと)」に決定した。

「天狗の台所」は、月刊漫画誌「アフタヌーン」(講談社)で2021年から連載されている田中相氏による同名コミックが原作の、ハートフルなファンタジードラマ。米・ニューヨーク育ちの少年・飯綱オン(越山敬達)は、自分が天狗(てんぐ)の末裔(まつえい)だと知らされ、天狗のしきたりにより、14歳の1年間、日本で暮らす兄・飯綱基(駒木根葵汰)と隠遁(いんとん)生活を送ることに。そんな青年たちが、自然と共生し四季折々の食材を料理しながら、心を通わせていく姿を描く。

折坂がドラマのために書き下ろした主題歌「人人」は、天狗の兄弟たちが隠遁生活をおくる物語の舞台へ誘われるような、魅力的な世界観を持ち合わせる楽曲となっている。折坂は「いつもの作業と食卓が、こんなにも世界の真ん中にある。そう気付き始めた時、この物語がすっと染み込んできました」と心境を語る。

続けて「塩だけなのに妙にうまい。そんな音楽を目指しました。料理を作る時のリズム、包丁で野菜を切る時のような規則正しいが、人間味のある、どこか懐かしいリズムみたいなものをイメージしました。ホッと一息つけるような作品になったんじゃないかなと思っております」とと制作秘話を明かしている。

なお、「人人」は、9月24日から放送される番宣スポットで視聴することができるほか、 BS-TBS公式X(Twitter)木曜ドラマ23公式Instagramなどの各種SNSでも視聴が可能。

さらに、劇中を盛り上げる音楽は、ビートメーカーとして活躍するVaVa(ヴァヴァ)が担当。多彩な世界観を表現するVaVaならではの音楽が、作品のテーマを後押しする。数々の楽曲をプロデュースし、アニメ「オッドタクシー」の劇伴も手掛けて話題となったVaVaは「お話をいただいてから原作を知ったのですが、人間なら誰しもある幾度も訪れるような風景に、とても価値があることに気が付きました。とても普遍性があり、自分も好きな作品でしたので携われて光栄です。日本の風情ってやっぱいいですよね」とドラマの魅力を伝えている。

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