中国で「キスシーンでドキドキさせてくれる俳優は誰？」という話題になれば必ず名前が挙がるウォレス・チョン。「マイ・サンシャイン～何以笙簫默～」では元カノヘの愛憎が爆発する壁ドンキス、「孤高の花～General＆I～」ではヒロインへの愛が一気に溢れ出る抱っこキスなど、彼の臨場感たっぷりの情熱的なキスシーンの数々は視聴者を騒然とさせ、記憶に残る傑作場面として殿堂入りを果たしてきました。
最新作「恋心は玉の如き」でも“サンザシ飴”キス、“体面”キスは大反響を呼んで、あらためてウォレスのキス演技が絶賛されることに。さらに、これらのシーンを今や時代劇OSTに欠かせない美声のカウンターテナー歌手、ジョウ・シェン（周深）が歌う主題歌が盛り上げてくれるのも最高の演出です。
TEXT： 小酒真由子（フリーライター）
