杭州アジア大会、23日開幕 日本勢、入村式で「一致団結」

杭州アジア大会の選手村で入村式に参加した日本選手団=22日、中国・杭州(共同)

 【杭州共同】中国の杭州が舞台となる杭州アジア大会は、23日夜の開会式で16日間の大会が開幕する。通例は4年に1度だが、新型コロナウイルス禍で1年延期となって5年ぶりの開催。22日は史上最多1137人で編成する日本選手団が入村式に臨み、水鳥寿思副団長は「一致団結して(来年の)パリ五輪につなげたい」と話した。

 45カ国・地域から選手約1万2千人がエントリー。40競技を実施し、ボクシングやテニス、近代五種などは五輪予選を兼ねる。新型コロナ対策の出入国制限を緩和後、初の国際総合大会となる北朝鮮も入村式に参加した。開会式には中国の習近平国家主席が出席する。

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