北陸新幹線福井―東京間は1万5810円 JR西日本が料金発表 米原経由に比べ890円高く

北陸新幹線の車両「W7系」(JR西日本提供)

 JR西日本は9月22日、来年3月16日に福井県内で開業する北陸新幹線の料金を発表した。運賃と指定席の特急料金の合計は、福井-東京間が1万5810円、敦賀-東京間は1万6360円。福井-東京間は、米原経由で特急と東海道新幹線を乗り継ぐ現行と比べて890円高くなる。一方、金沢経由で特急と北陸新幹線を乗り継ぐ現行と比べると530円安くなる。

 福井から関西、中京方面は現行より値上がりする。運賃と指定席の特急料金の合計は、福井-大阪間が7290円、福井-名古屋間は6960円で、ともに1150円高くなる。

 JR西は同日、特急料金の認可を国土交通相に申請した。年内にも認可されるとみられる。同社は認可後、新幹線と特急を乗り継ぐ場合の割引などについても届け出る。

 北陸新幹線の福井-東京間の内訳は運賃8580円、特急料金7230円、敦賀-東京間は運賃9130円、特急料金7230円。特急料金は最繁忙期に400円増、繁忙期に200円増、閑散期には200円引きとなる。

© 株式会社福井新聞社