来季の2軍戦参入、ハヤテが有力 29日のオーナー会議で承認

7月、新球団創設に向けて協定を結んだ静岡県の川勝平太知事(左)と球団運営会社「ハヤテ223」の杉原行洋社長(中央)ら=静岡県庁

 日本野球機構(NPB)は22日、来季から2軍戦のみに参加する新規球団の審査小委員会を東京都内で開き、静岡市に本拠地を置く計画の「ハヤテ223(ふじさん)」は参入が有力となった。小委員会の座長を務めるヤクルトの江幡秀則球団専務は詳細を伏せつつ「方向性は出ました」と語った。

 今後はNPBと12球団による臨時実行委員会で方針を確認した上で、29日のオーナー会議で承認する予定。複数球団の参入が認められる可能性もある。

 2軍への新規参入にはハヤテ223に加え、ルートインBCリーグ新潟と、BCリーグ栃木を運営するエイジェックが申請している。

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