守護神交代の気配があるアーセナル、アルテタ監督がメンバー選考に言及「スタメン発表は最も難しいことの1つ」

[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督がプレミアリーグ第6節トッテナム戦に向け、コメントを残した。クラブ公式サイトが伝えている。

20日、7年ぶりとなったチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第1節PSV戦を4-0の勝利で終えたアーセナル。24日に予定されているトッテナムとのノースロンドン・ダービーに向け大きく弾みをつけた。

そんな中で注目を集めているのが、アルテタ監督によるGKの選考。昨シーズンは1年を通してイングランド代表GKアーロン・ラムズデールにゴールマウスを託していたが、PSV戦も含めた直近2試合は新加入のスペイン代表GKダビド・ラヤを先発させている。

トッテナム戦前の記者会見に臨んだアルテタ監督は、ブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリの出場可否がケガの影響により微妙であることや、ガーナ代表MFトーマス・パルティが「確実に欠場する」ことを明らかにしたほか、スタメン入りが危ぶまれる選手も、まだまだこれからだというメッセージを発信している。

「スタメンを発表するのは最も難しいことの1つだ。選手たちはプレーすることで喜びを感じ、評価されるからだ」

「そうでないときはとても難しい。選手たちには愛されている、信頼されていると感じてほしいが、そのためにはプレーする必要がある。 だが、チームスポーツであることは誰もが理解している」

「先発は常に11人だが、試合を終わらせる存在がいかに重要か、そして、シーズン中は全選手の存在がいかに重要かを我々は見てきた。シーズン最初の6、7試合をこなしただけのチームを振り返ることはない」

また、アンジェ・ポステコグルー新監督のもとで勝利を重ねている対戦相手のトッテナムにも言及。勝利に向け、意気込みを語った。

「新たな挑戦、新たなチャンスだ」

「トッテナムには新しい監督がいるし、彼が非常によくやっていること、クラブの雰囲気も含めて何もかもが変わったことは明らかだ。スタイルも変わったから我々はそれに適応する必要があるし、自分たちらしく、彼らに勝つために必要なパフォーマンスを出す必要がある」

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