スマホの充電ケーブル『絶対NG行為』5選!ちぎれやすくなるダメ行動やトラブルに発展するタブーとは?

スマホの充電ケーブルは繊細!些細な行動がトラブルの原因に

スマホを充電する時の必須アイテム『充電ケーブル』は、繊細な精密機器です。ケーブルカバーの中に通っている充電ケーブル本体は、細くちぎれやすい特徴を持っているため、雑な扱い方をしていると簡単にちぎれてしまいます。

充電ケーブルがちぎれてしまうと、正常に充電できなくなるだけでなく、そのまま使い続けると発火や感電の危険性も考えられます。

実際、スマホの充電ケーブルによる発火事故や火災事故は毎年多数報告されているため、取り扱いには十分注意が必要です。

スマホの充電ケーブル『絶対NG行為』5選

具体的に、どのような扱い方がスマホの充電ケーブルによるトラブルを招いてしまうのでしょうか。ここでは、スマホの充電ケーブルにおける絶対NG行為を紹介します。

1.ケーブル部分を引っ張って抜く

スマホの充電ケーブルをスマホから抜いたり、コンセント穴から抜いたりする時、ついケーブル部分を持って引っ張るように抜いていませんか。

ケーブル部分を引っ張って抜くと、カバー内のケーブルが断線してしまうため、早々に使えなくなる原因になります。また、カバーが劣化してケーブルが剥き出しになる危険性もあるので、必ず端子やコネクト部分を持って抜くようにしましょう。

2.ケーブル部分を結ぶ

充電ケーブルを保管する際、ケーブル部分を結ぶようにして長さを短くし、収納ケースなどに入れていませんか。ケーブル部分を結んでしまうとケーブルが断線したり、カバーが破れたりする原因になります。

断線した状態でカバーも破れてしまうと、破れたカバー部分から断線したケーブルが剥き出しになり、発火や火災のリスクが高まります。非常に危険なので、ケーブルをきつく結ぶことは避けてください。

3.収納ケースなどにぐちゃぐちゃに入れる

最近は安全のために充電ケーブルを収納する専用ケースも販売されています。とても便利で安全性の高い収納ケースですが、ケースの中にぐちゃぐちゃに押し込むように収納してしまうと、ケーブルが断線してしまいます。

収納ケースに保管する場合は、収納ケースの内側に沿うように緩く自然な状態で丸まるようにケーブルを収納するのがポイントです。

4.ケーブル部分に家具などを置いてしまう

充電ケーブルをコンセント穴に繋いでいる際、ケーブルの上に家具や重量のあるインテリアなどを乗せないよう注意しましょう。

重量のある家具などを置いてしまうと、ケーブルが断線しカバーが破けるだけでなく、発火して家具が燃えてしまい、火災原因になる恐れもあります。

5.ケーブルカバーが破れた状態で使い続ける

ケーブルカバーが破れた状態でも「断線してないし、まだ使えるからいいか」とそのまま使い続けていませんか。この状態で使い続けると、感電してしまったり発火したりと危険な事態を招くリスクが高まります。

実際、この状態の充電ケーブルで充電したままスマホを使い続けていたところ、感電死してしまったという事例も海外では報告されています。

日本国内でも発火してしまい、ボヤ騒ぎになったという事例が報告されているため、ケーブルカバーが破れてしまった際は、新しい充電ケーブルに買い替えましょう。

充電ケーブルによるトラブルを回避するための心得

充電ケーブルは正しく扱わなければいけません。正常に充電できなくなることはもちろん、火災につながる危険性もあります。

充電ケーブルによるトラブルを回避するためには、日頃から以下のような使い方を心がけましょう。

  • 充電ケーブルはコネクタ部分から優しく引き抜く
  • 緩く自然な円を作るように収納ケースに入れる
  • スマホを充電しながら使わない
  • ケーブルプロテクターでケーブル部分を保護する
  • ケーブルカバーが破れたら新しいものに買い替える

どの注意点も基本的な使い方ばかりです。使い慣れてくると扱い方が乱雑になりがちですが、今一度、充電ケーブルの扱い方を見直しましょう。

スマホの充電ケーブルは丁寧な扱いを心がけて

いかがでしたか。スマホの充電ケーブルは、些細な行動で断線したり、カバーが破れてしまいます。充電できなくなるだけでなく、発火や火災、感電の危険性も高まるので、必ず丁寧な扱いを心がけましょう。

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