小関裕太と駿河太郎が「転職の魔王様」に出演。涙あり、笑いありの最終回!

フジテレビ系連続ドラマ「転職の魔王様」(月曜午後10:00=関西テレビ制作)の9月25日放送・最終回に、小関裕太と駿河太郎が出演することが分かった。

成田凌が主演を務める「転職の魔王様」は、額賀澪氏の小説「転職の魔王様」「転職の魔王様2.0」(PHP研究所)が原作。“転職の魔王様”と呼ばれる毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田)が、相談者の仕事や生き方への悩みを辛辣(しんらつ)な言葉で一刀両断していく“転職”爽快エンターテインメントだ。

第10話のラストで、来栖と4年ぶりの再会を果たした児玉雄一郎(小関)。来栖の商社マン時代の同期でライバルでもあった児玉は、「もう一度、あの頃の夢を追わないか。俺と一緒にアフリカで働こう」と、いきなり来栖に転職を打診した。事故で左足が不自由になり、アフリカでエネルギー開発に携わるという夢を諦めざるを得なかった来栖のもとに、再び舞い込んだチャンス。これまでさまざまな求職者を導いてきた来栖が、最終回では、自らが“導かれる立場”となる。

そんな来栖のもとを訪ねてきた、食品会社に勤務する滝藤航平(駿河)。滝藤は、来栖が3年前に担当した求職者で、夢だった広告プランナーの仕事を志望して転職活動をしていたが、結局その思いはかなわず、別の仕事にまい進。しかし、自分のキャリアに迷いが生じ、「もう一度夢を追いたい」と言う。これまで来栖が主張してきた“転職限界年齢”はとうに過ぎ、厳しい展開になることは目に見えている滝藤の転職。しかし、偶然にもかつての同僚・児玉の誘いで自らの“夢”を思い出した来栖は、心が揺れ始めている今の自分と滝藤の姿が重なり、いつものような歯切れよいストレートな意見が言えない。

諦めがつかない限り、“夢”はいつまでも追い続けるべきものなのか。そもそもかつての夢は、今の自分にとっても変わらない夢で、希望なのか。今の自分のキャリアを見つめ直し、納得のいく結論を出す術とは?

小関は「児玉は、アフリカでのエネルギー事業開発に参加するという夢を描いていた来栖をずっと見てきた男。来栖の夢を後押しする人物ともいえますが、児玉がたどってきた人生も見ていただけるとうれしいです」とコメントし、「前回の放送終了間際に、突如登場した児玉は、来栖にもう一度一緒に夢を追わないかと問う、重要人物です。このドラマを通して『キャリアアップ』や『人間関係の変化』など、より人生を豊かにするアイデアを受け取ってきましたが、夢を実現させることも人生を豊かにするのには欠かせないテーマですね。最終話、ぜひ楽しみにしていてください」とアピールしている。

共演した成田については「とってもユーモアがあって、面白い話をいろいろとしてくださいました。家に来た友人や後輩に『服どんどん持っていっていいよー』と言ってるという話を聞いた時には、兄貴肌な一面もあるのだなと知りました」と話し、「この現場の助監督さんで、オーラが見えるという方がいて『みんな見てもらったから』と言われたので、僕も見てもらいました。僕は珍しい“黒”だそうです。(別の作品で演じていた)ストーカーの役を背後にまだ背負っていたのでしょうか(笑)。詳細を聞いたらいい色だったのでうれしかったです。ちなみに成田さんは“濃い紫”だそうです」と、現場でのエピソードを明かした。

一方、駿河は、転職について「何か始めるのに遅いなんてことはないと思ってるので、転職って響きはすてきだなと思っています。もちろん置かれてる状況、年齢などで、勇気も必要だし、足踏みしてしまうことはあると思いますが、いろいろな選択肢が選べる世の中であればいいなと思います」と語る。演じた滝藤については「一生懸命な人だなと…。自分の思い描いた人生と、現実の自分に合っている人生って、ほとんどの人が違うと思うんです。それに気付けた人が幸せなんだと思います。もちろん天性の才能があって、努力して理想の人生を突き進む人も居ると思いますが…。凡人の僕には、滝藤の気持ちが痛いほど分かりました」と共感を寄せた。

加えて「成田くんとは初めて会った気がしないほど、現場の居心地がよくて、座長として貫禄すら感じました。小芝風花さんとは何回か共演していたので、今回ご一緒できてうれしかったし、まとうオーラみたいなものがどんどん大きくなっても、初めて会った時と変わらんかわいらしさがあって、そりゃみんなから愛されるわなと…」と目を細め、「ほとんど成田くんと小芝さんとの芝居でしたが、控室で緊張しつつも、なんとかなじもうとしてる、おいでやす小田さんがすてきでした」と、撮影現場の雰囲気を報告している。

© 株式会社東京ニュース通信社