乗馬をやめたくなった時の解決策

乗馬を長く続けていると、乗馬をやめようかと考える時があるのではないでしょうか?乗馬のスキルが上がらない、急に馬に乗ることが怖くなったなど、ほとんどの方は乗馬に対して行き詰まりを経験されていることでしょう。乗馬をやめたくなるいくつかの理由について、その解決策をまとめました。

経済的な理由の場合

乗馬は色々とお金がかかる趣味です。
そのため乗馬をやめようと思うきっかけが、経済的な理由である場合も多いでしょう。
せっかく始めた乗馬を何とか続けたいと思ったら、以下のような選択肢も検討してみてはいかがでしょうか?

入会金や会費不要な乗馬施設の利用

既に乗馬クラブに入会されている方は、入会金は支払い済みでも乗馬を続ける限り会費や騎乗料が必要となります。
乗馬クラブを変更するのはかなり難しいとは思いますが、会費の負担がなく騎乗料のみで馬に乗る施設がありますので、いくつかご紹介しましょう。

MIKIホーストレック

乗馬普及活動を目的としているため入会金は不要なので、一般的な乗馬クラブよりも低価格で乗馬レッスンを受講できます。
乗馬ライセンスの取得を検討している場合、3~5級の取得が可能で、駈歩までのレッスンがで受講可能です。
こちらでの乗馬教室受講期間は3年となっており、それ以上継続はできません。
住所:兵庫県三木市別所町高木 三木ホースランドパーク内
TEL:0794-83-8670 / FAX:0794-83-8671

NPO法人横浜市馬術協会

横浜市より業務管理を委託されたNPO法人が、厩舎と馬術練習場の運営管理・活動を行っている施設です。横浜市民でなくても利用可能です。
レッスンはレベルごとに分かれています。初めての利用の場合は、騎乗レベルに関係なく「基本Ⅰ」のレッスンを受けなければなりません。その後レベルによって各種クラスへの受講が可能になります。馬場馬術や障害馬術のクラスもあります。
住所:神奈川県横浜市神奈川区三ッ沢西町11-26 三ツ沢公園馬術練習場内
TEL:045-311-0789

相模原麻溝公園ふれあい動物広場

神奈川県相模原市にある麻溝公園内のふれあい動物広場内において、公益財団法人ハーモニィセンターが運営している乗馬教室です。公園の一角でポニーを飼育しており、定期的に大人向けのポニー乗馬教室を開催しています。騎乗前の手入れ、準備体操の後レベルに合わせたレッスンを受けることができます。
住所:神奈川県相模原市南区麻溝台2317-1
TEL:042-778-3900

副業をおこなう

働き方改革により、会社員でも副業ができるようになりました。スキルを活かして副業をおこなってみることも一つの解決策です。帰宅後のスキマ時間を有効活用して、乗馬に必要なお金を得ることも検討して下さい。
検索すればクラウドソーシングの情報サイトも沢山あります。

ご自身にクラウドワーカーとしてのスキルがないと思われる方も、この機会にスキルを身につけてはいかがでしょうか?
乗馬を続けるためなら、モチベーションも上がりますよね。

恐怖心を感じた場合

今まで楽しく乗馬をしていたのに、馬に乗ることが怖くなってしまうことがあります。
一番の原因は落馬でしょう。
長年馬に乗っていれば、落馬は避けられないことです。では、どのようにして恐怖心を克服すれば良いのでしょうか。

まずは、馬の気持ちになって考えてみて下さい
落馬は馬が驚いたり恐怖を感じたことで、走られたり横っ飛びされ、人がその動きについていくことができなかったときに起こりがちです。
でも、馬にしてみれば人を落とそうとしている訳ではありません。何が原因で走ってしまったのか、もしかしたらどこか痛いのかもしれないと馬の気持ちに寄り添って考えてあげて下さい。

また、恐怖心を馬に伝えないように気をつけましょう。怖いと思っても、馬に悟られないように平常心を心がけます。
ホーホーと、優しく声をかけつつ愛撫をすることで、馬も落ち着いてくれます。

上達を感じられなくなった場合

乗馬を始めたころは、鞍数を重ねるたびに新しいことを学んでいくため、難しいながらも次のレッスンが待ち遠しい気持ちだったことでしょう。ある程度のスキルが身につくと、その後はなかなか上達を実感できなくなるのは誰にでもあることです。上達を感じられないと、楽しくないと感じるものですね。
そんなときの解決策を下にまとめました。

①上手く乗れない原因を考える
上手く乗れずつまづいてしまっている時に、やみくもに騎乗回数を重ねても問題解決にはなりません。まずは上手く乗れない原因をはっきりさせましょう。可能であれば、レッスン中の様子をビデオ撮影して騎乗後に確認してみると、つまづきの原因がわかることもありますよ。

②正しい知識を得る
原因がわかれば解決策も見つかりやすいでしょう。問題解決には正しい知識を得ることも必要です。馬術教本などを読んでみたり、ビジターレッスンやセミナーへ参加することも、知識が増えたり新たな発見があるのでおすすめですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

乗馬をやめようと思う理由はいろいろありますが、それぞれに解決策はあるものです。
やめてしまうことは簡単ですが、続けたいという気持ちがあるのなら、是非打開策を講じてみて下さい
経済的な理由の場合、収入を増やす方法はいくつもあるはずです。また、恐怖心やスキルアップの悩みについては、インストラクターに相談したり、乗馬仲間に打ち明けてみてはいかがでしょうか。実は同じような悩みを抱えている方は多いかもしれませんよ。

ご自身に合った乗馬スタイルで、これからも是非乗馬を続けて下さいね。

© 株式会社ワールドマーケット