今季での1軍先発はあるか!?6回0封8Kで1軍最短再昇格へアピールの村上頌樹&大竹耕太郎に続き岡田監督も大ブレイク期待の左腕とは!?

門別啓人が2軍降格後初登板で6回無失点8奪三振

9月22日、タマスタ筑後で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、阪神タイガースの先発としてマウンドに上がった門別啓人は、6回を4安打無失点8奪三振3四球。2軍降格後初登板で6回無失点8奪三振の好投を見せ、最短での1軍再昇格へアピールした。

初回を2者連続三振で三者凡退に抑え、好スタートを切った門別啓人は、2回に吉田賢吾にツーベースヒットを打たれるも無失点。3回はヒットとフォアボールで2アウト1、2塁のピンチを背負うも川村友斗を空振り三振に抑え、一打先制の場面をしのいだ。

4回もヒットにフォアボール、盗塁を許すなどし、再び2アウト1、2塁のピンチを背負うも、西尾歩真を三球三振に切って取り、無失点で切り抜けた。5回もフォアボールなどで1アウト1、2塁のピンチを背負うも、最後は生海を空振り三振に切って取り、ソフトバンクホークス打線を要所で三振を奪う好投で無失点に抑え、マウンドを降りた。

門別啓人は、阪神タイガースがリーグ制覇した翌日の15日にプロ初昇格を果たし、同日の敵地広島カープ戦で3回から2番手で登板。3イニングを投げ、6安打3失点とホロ苦いデビュー戦となったが、スライダーで空振り三振を奪うなど、通用する部分も見せつけていた。

しかし、浜地真澄の代役として馬場皐輔が1軍昇格することとなり、17日に門別啓人の出場選手登録を抹消された。

それでも2軍降格後初登板で6回無失点8奪三振の好投を見せ、最短での1軍再昇格へアピールし、今シーズンでの1軍先発マウンドを目指す。

門別啓人が最短での1軍再昇格を果たし、村上頌樹、大竹耕太郎に続き、大ブレイクを果たすことができるか注目だ。

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