いよいよ1軍昇格か?直近5試合で3度のマルチHでアピールの巨人2軍に潜む中田翔を凌ぐ秋広優人級の逸材とは!?

増田陸がタイムリーヒット含む今シーズン10度目のマルチヒット

9月22日、ロッテ浦和球場で行なわれたイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦に、「1番・二塁」で先発出場した増田陸は、5打数2安打1打点。追撃のタイムリーヒットを放ち、今シーズン10度目のマルチヒットを記録。1軍昇格へアピールした。

8回、1アウト走者なしの場面で打席に立った増田陸は、千葉ロッテマリーンズ6番手・八木彬の初球149kmストレートをセンターへ運ぶヒットで出塁。

さらに、9回2アウト2、3塁のチャンスの場面で打席に立つと、増田陸は 千葉ロッテマリーンズ7番手・廣畑敦也の3球目151kmストレートをバットの先で捉え、ライトへ追撃のタイムリーヒットを放ち、今シーズン10度目のマルチヒットを記録した。

増田陸は昨シーズン、1軍69試合に出場し、プロ初本塁打をマークするなど5本のホームランを放ち、ブレイクの兆しを見せていたが、7月に左肘内側側副じん帯を損傷し、約1か月の離脱を余儀なくされ、打撃の調子が上がらず、今シーズンの1軍出場は未だない状況が続いてる。

しかし、バットがスムーズに出るようにコンパクトで無駄のないスイングに取り組んできた増田陸は、17日のDeNAベイスターズ戦で22試合ぶりの一発を放ち、18日の楽天イーグルス戦でもマルチヒットを記録し、打撃の状態が上向き始めたことを示していた。

中田翔を凌ぐ逸材である増田陸がついに目を覚まし、直近5試合で3度のマルチヒットを記録し、今シーズン1軍初昇格へ向け、前進を続けている。

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