吉岡里帆×永山瑛太「時をかけるな、恋人たち」ポスターが完成。288カットの中から厳選した2枚が採用!!

フジテレビ系で10月10日にスタートする火ドラ★イレブン「時をかけるな、恋人たち」(火曜午後11:00=関西テレビ制作)のポスタービジュアルが完成。アートディレクターの岡田和朗氏がデザイン、カメラマンのオノツトム氏が撮影した、グリーンの“時をかける約束バージョン”と、ピンクの“恋をしようぜバージョン”の2種類が解禁になった。

「時をかけるな、恋人たち」は、タイムトラベルと恋を掛け合わせた“今”を大切にしたくなる新感覚のSFラブコメディー。劇団「ヨーロッパ企画」の主宰・上田誠氏が脚本を担当する“タイムパトロールのお仕事もの”ד時空を超えたラブストーリー”のオリジナル作品だ。令和の時代に広告代理店でアートディレクターとして働く常盤廻(吉岡)は、未来からやって来たタイムパトロール隊員・井浦翔(永山)と出会い、特命を受けて一緒に違法なタイムトラベラーを取り締まることになり、次第に時を超えたロミオとジュリエットばりの禁断の物語が始まる。

公開されたポスターは、吉岡と永山もアイデアを出し合って、15種類以上ものポーズを考案。ドラマのセットを使って1時間かけて撮影した288カットの中から2枚を厳選。吉岡と永山をはじめ、アートディレクター、プロデューサー、宣伝担当など、ポスタービジュアル制作に関わる全員の第一希望が見事に一致し、納得の2枚となった。

主演の吉岡は、完成したポスタービジュアルをしみじみと見て、「かわいらしくて、ちょっと不思議で、何が起こるか分からない未知な感じが出ていて、作品のイメージ通りのポスターですね。現場のみんなで作戦会議をしながら作ったのでうれしいです!」と声を弾ませる。一方の永山は「まず、僕は、吉岡里帆さんのファンに謝らなくてはいけないです…」と前置きをしてから、「ポスターでこんなに触れていていいものなのか? というところでの2パターンなのかなと。腰に手を回している方は、どんどんこの世から消えていく恐れがありますね…。吉岡さんのファンから怒られるのが怖いです」と神妙な面持ち。

これには、すかさず吉岡が「これは、翔と廻なので…(笑)。ぜひ、2人の暴走ラブラブぶりを笑って見てもらえたらなと思っているので、ポスターも楽しんでいただけたらうれしいです!」とフォロー。永山も「今までにもあるSFラブコメの王道ラインを行きながらも、見たことのない世界観のドラマ設定が、このポスターから伝わるんじゃないかなと思いますし、『時をかけるな、恋人たち』は、そういった作品になっていると思います。二つのポスターのどちらもメッセージが込められているので、伝わればいいなと思います」とコメントしている。

グリーンの“時をかける約束バージョン”と、ピンクの“恋をしようぜバージョン”のどちらが好きかを聞かれると、吉岡は「迷いますね~。後藤レイコさんっていうすごい方が、今回のドラマの美術を担当されていて、セットが素晴らしいんです。タイムパトロール基地の細部が分かるって意味では、グリーンの方がドラマの面白さがより伝わるかなって思いますね。指切りしているのも意味深な感じがして気に入っています!」と答えるが、永山は「それが、分からないんです(笑)。最初、ピンクの方がいいかなと思ったけど、ずっと見ているとグリーンの方がよくなってくる。で、グリーンを見てると、やっぱりピンクいいなと。どっちも好きですね」と迷っている様子。そして5分後、永山は「今、僕に、グリーンかピンクかどっちか選べって言われたら…。やっぱりピンクが好きかな。でもずっと見てたら、こっちもよくなって…。この会話、ずっと終わらないっすね(笑)」と、結局どちらも同じぐらい気に入っているようだ。

10月10日の初回放送に向けて、吉岡は「上田誠さんの脚本で、山岸聖太さんが監督で、素晴らしい個性的なキャスト陣。どこをとっても本当に見たことないなというシーンが連続のドラマです。廻と翔の2人の恋模様ももちろんですが、現代に違法滞在する未来人のエピソードも本当に濃厚です。そして、やっぱりSFなので、時をかけるロジックも本当に面白いです。お楽しみに!」と、あらためて力強くアピール。

永山も「僕自身、俳優をやっていますけど、ドラマがすごく好きなんですよ。自分が出るドラマは絶対面白いっていう自信があるんです。今回も僕は胸を張って、自信を持って、皆さんに、このドラマをおすすめしたいですね」と手応えをうかがわせる。続けて「1話を見れば面白さがちゃんと伝わって、分かっていただけると思います。ライトな気分で見ていただきたいんですけど、実はすごくいろいろなメッセージが込められていて。回を重ねるごとに伏線回収だけでなく、つじつま合わせだけでもなく、“ラブラブストーリー”としての展開もあります」と説明。加えて「やっぱりラブストーリーとして面白いのは、令和から300年近く経った未来人と出会った廻が、どんな感情で動いて、どう未来人に対して反応していくかというところが見どころの一つになるだろうなと思います」と熱く語った。

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