【先週読まれた人気記事】保護猫『むぅ』 ついに譲渡先が決まりお別れの日が…、11組の引き取り希望者から選ばれたのは

お笑いコンビ・ティモンディの前田裕太が9月16日放送の『嗚呼!!みんなの動物園 2時間SP』に出演。3か月にわたって預かっていた保護猫『むぅ』の譲渡会に参加し、新たな譲渡先を選定。そして生活を共にしてきたむぅとの別れを迎えた。

ブリーダーの元から保護された『むぅ』は推定10歳。エキゾチックショートヘア特有のブサカワな顔つきやテヘペロで『むぅばあ』とも呼ばれ番組では人気を得てきた。

前田の自宅にやってきた当初は、なかなか前田に心を開くことができなかった『むぅ』。それでも共同生活のなかで徐々に打ち解け、共同生活開始から2か月がたった頃には、『むぅ』から前田にすり寄っていく機会も増えた。前田が趣味の詰将棋に取り組んでいると、『むぅ』は碁盤に登り将棋の駒を動かす場面も。前田は「あぁ…『むぅ』ちゃん、蹴飛ばしてるよ」と言いながらまんざらでも無い様子。そのやりとりを見届ける師匠のサンシャイン池崎は「ドキドキするんだよな、前田と『むぅばあ』の距離感」と漏らした。

碁盤の上の『むぅ』と前田

しかし共同生活にも終わりの時が近づく。『むぅ』を新たな家族候補と面会させる譲渡会前日には、前田が『むぅ』を入念にお手入れ。はじめの頃は嫌がっていた顔ふきにも難なく応じ、苦手な爪切りも過去最高となる5本の爪のカットに成功。一方前田はどこか落ち着かない様子で、『むぅ』もそれを感じ取ったのかスキンシップを続けていた。

譲渡会当日、前田の自宅に施設の方がやってくると昔の記憶を思い出したのか、『むぅ』は部屋を逃げ回る。それでも前田が『むぅ』を落ち着かせ、『むぅ』は3か月過ごした前田の自宅を後に。譲渡会には番組過去最高となる11組の引き取り希望があり、前田と『むぅ』は1組ずつ面会を行った。以前の譲渡会では人に触れられることを嫌がっていた『むぅ』だったが、落ち着いた様子で応募者になでられることを受け入れるどころか、身を預ける場面も。

遠い場所からはるばるやってきた家族や、『むぅ』の大ファンだという夫婦など、『むぅ』への深い愛情を持つ応募者たち。番組を通して保護猫の活動に興味を持ったという応募者のコメントには、池崎が「うれしいですね。番組見てくれてそういう考えになってくれる人が増えるっていうのは」と喜んだ。

譲渡会の様子

最終的に、親子3代で生活しているご家族を譲渡先に選んだ前田。ご家族の娘さんは熱心に保護猫について勉強し、池崎も持っていないという『ねこ検定』まで取得しているそう。前田は常に家に誰かがいるうえ、『むぅ』と年の近い先住猫がいる環境が譲渡先の決め手になったようだ。譲渡先を決めた前田は「良かったね、決まって。幸せになるんだよ」と『むぅ』に声をかけ、別れを惜しんだ。

新しい家族のもとへと向かった『むぅ』は、落ち着いた様子で新居を探検。『むぅ』の動き1つ1つに歓声があがる温かい環境に、その様子をVTRで見届けた前田も「良かった」と安堵。そして、『むぅ』はトライアル期間を経て正式に譲渡が決定。新しい家族からの呼びかけに反応するなど、幸せな生活を送っている。

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写真提供:(C)日テレ

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