【ロイヤルズ７－５アストロズ】＠ミニッツメイド・パーク
マリナーズとレンジャーズに0.5ゲーム差をつけてア・リーグ西地区の首位に立っている昨季王者アストロズは、今日から本拠地でロイヤルズとの３連戦がスタート。下位チーム相手の取りこぼしは避けたいところだったが、５対７で敗れ、レンジャーズに抜かれて２位転落となった。ロイヤルズ先発のコール・ラガンスが７勝目（４敗）をマークし、４番手のジェームス・マッカーサーは２セーブ目を記録。アストロズ先発のフランバー・バルデスは11敗目（12勝）を喫した。
マリナーズとレンジャーズが直接対決を繰り広げているあいだにゲーム差を広げ、地区３連覇を確実なものにしたいアストロズだったが、先発のバルデスが初回にボビー・ウィットJr.のタイムリー三塁打などでいきなり４失点。１回裏にヨーダン・アルバレスのタイムリー二塁打、２回裏にホセ・アブレイユの17号ソロで１点ずつを返したが、序盤から劣勢を強いられた。
６回表にはカイル・イズベルのタイムリーなどで３点を追加され、バルデスは６回途中４安打７失点（自責点６）で降板。５点を追う８回裏にチャス・マコーミックが21号３ランを放ち、２点差まで追い上げたものの、９回裏は三者凡退に終わり、５対７で敗れた。
この結果、アストロズはマリナーズを破ったレンジャーズに抜かれ、0.5ゲーム差の地区２位に後退。レンジャーズとの直接対決は残っていないため、今日の時点で自力優勝が消滅した。とはいえ、マリナーズとレンジャーズの直接対決が６試合も残っているため、両者が潰し合うあいだに白星を重ねれば、逆転優勝の可能性は十分にある。まずはロイヤルズ３連戦の残り２試合にしっかり勝利したいところだ。
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