秋の岡山県高校野球が開幕 中国大会の出場4枠懸け熱戦

熱戦を繰り広げる岡山東商、倉敷商のナイン=倉敷マスカット

 来春のセンバツにつながる秋の岡山県高校野球大会(山陽新聞社後援)は23日、地区予選を突破した20チームが出場し3球場で開幕した。中国大会(10月27日開幕・岡山県)の出場4枠を懸け7日までの5日間、熱戦を繰り広げる。

 この日は1、2回戦が行われ、倉敷市のマスカットスタジアムでは第1試合の2回戦で岡山東商が6―5で倉敷商に競り勝ち、8強一番乗りを決めた。倉敷市営球場では金光学園が作陽学園に2―1でサヨナラ勝ち、美咲町のエイコンスタジアムでは城東が津山高専に7―0の七回コールドで快勝し、それぞれ1回戦を突破した。

 マスカットスタジアムで試合に先立ち行われた開会式では、岡山東商の今井仁哉主将(2年)が「フェアプレー精神で最後まで諦めず、正々堂々戦います」と選手宣誓した。

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