マディソン加入で存在感希薄に…トッテナムがロ・チェルソ売却へ

[写真:Getty Images]

トッテナムがアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ(27)の売却を進めているようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。

なかなかトッテナムで安泰の地位を築けないロ・チェルソ。レアル・ベティス時代に脚光を浴びたレフティーは2019年夏からプレミアリーグに参戦も、1年目のシーズンに公式戦37試合でプレーして以降は控えに回り、2022年1月から昨季までの1年半はビジャレアルへとレンタルに出された。

ノース・ロンドン復帰の今季はプレシーズンでアンジェ・ポステコグルー監督に好印象を与えていたものの、イングランド代表MFジェームズ・マディソン加入に押し出される形に。ここまでリーグ戦での出場機会は第3節・ボーンマス戦の1試合、16分間のみとなっている。

直後にハムストリングを痛め、直近2試合を欠場。トッテナムは来年1月の移籍市場で2025年6月まで契約を残すロ・チェルソへのオファーに耳を傾ける方針を固めたとみられ、『フットボール・インサイダー』も好調なチームに居場所はないと主張している。

今夏はバルセロナへの売却交渉が進むも、最後は折り合えなかったとされるロ・チェルソ。スペインから根強い人気を誇るアルゼンチン代表MFのプレミアリーグでのキャリアは終わりに近づいているようだ。

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