台場で手を握って…暴行容疑で書類送検のさいたま市議、不起訴に さいたま地検、処分理由は明らかにせず

暴行容疑で書類送検のさいたま市議、不起訴に

 さいたま地検は22日、同意なく知人女性の手を握ったとして書類送検された浜口健司さいたま市議(53)=南区選出=について、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。

 女性などによると、浜口市議は2020年10月8日、東京都港区台場の海岸近くで女性の同意なく手を握り、約15分間歩いたとされる。

 女性は今月1日、同意なく手を握った行為について、埼玉県警浦和署に暴行の疑いで被害届を提出。同署は11日に浜口市議を暴行容疑で書類送検していた。

 浜口市議がかつて所属していた立憲民主党党県連のハラスメント対策委員会は、同意なく手を握った行為をセクシュアルハラスメントと認定している。

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