新潟燕市に避難したウクライナ人男性が出国、本人の希望でポーランドへ

 新潟県燕市は9月22日、ロシアによる軍事侵攻の影響で6月から市内に避難していたウクライナ人男性が、本人の希望で9月12日にポーランドへ出国したと発表した。

 避難していたのはバディム・マロビクさん(49)。ウクライナ東部からポーランドを経由し、6月2日に燕市に入った。知人で、ロシア出身の柄沢マリアさん=同市=が身元引受人となっていた。

 燕市によると、マロビクさんは友人がいるポーランドへ向かったといい、再来日するかどうかなど詳細は分からないという。

 燕市は出国を受けて、ウクライナ避難民支援義援金の募集をいったん停止し、今後新たな避難民を受け入れた場合に受け付けを再開する予定だ。

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