24日(日)は全国的に朝から晴れて、昼間はカラッとした暑さになりそう。23日(土)はくもりや雨で92日ぶりに最高気温が25℃を下回った東京都心でも、日差しと夏日が戻る見通し。洗濯日和や行楽日和となる所が多い見込みだ。
なお、北日本では朝晩と日中の気温差が大きいため、脱いだり着たり調節しやすい服装を選ぶとよさそう。体調を崩さないよう気を付けたい。
朝からすっきりした青空広がる
24日(日)の日本付近は、大陸から移動してくる高気圧に広い範囲が覆われる見込み。前日はくもりや雨だった関東なども含めて朝から秋晴れの所が多く、全国的に絶好の洗濯日和や行楽日和となりそうだ。秋彼岸のため、墓参りにももってこいの陽気となる見込み。
高気圧のふちを回る湿った空気が流れ込みやすい九州南部や沖縄では、午後はにわか雨の可能性があるものの、ごく一部に限られそうだ。
北日本は一日の気温差大 服装で調節を
24日(日)朝の最低気温は、西日本や東日本は21℃前後の所が多く過ごしやすい見込み。北日本は15℃を下回る所が多く、この時季らしくヒンヤリしそうだ。札幌と青森は13℃、釧路と盛岡では12℃の予想。
日差しに押されて、昼間の気温は平年より高い所が多くなりそう。最高気温は盛岡26℃と一日の中の気温差が14℃と大きいため、脱いだり着たり調節しやすい服装がいいだろう。
23日(土)の東京都心は最高気温が24.3℃と92日ぶりに25℃を下回ったが、24日(日)は26℃と夏日が戻り、東海から西では30℃以上の真夏日になる所が多い見通し。高気圧が大陸の乾いた空気を運んでくるため、湿度は低くカラッとした暑さになりそうだ。
来週 東京は真夏日戻り異例の暑さ収まらず
週明け25日(月)にかけても秋晴れでカラッとした暑さの所が多い見通し。ただ、26日(火)ごろからは高気圧のふちを回って、南からの暖かい空気が日本付近に流れ込みやすくなりそう。西日本や東日本では晴れても蒸し暑く、東京都心の最高気温は再び30℃以上の真夏日が予想されている。9月末でも、まだまだ熱中症に気を付けた方がいいだろう。
また、週後半は秋雨前線や低気圧の影響で、北日本ではくもりや雨の日が多い見通し。北日本では、週前半の日差しを有効に使った方がよさそうだ。
（気象予報士・鈴木悠）
