◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目（23日）◇利府GC （宮城）◇6569yd（パー72）◇晴れ（観衆5775人）
岩井明愛が5バーディ、2ボギーの「69」でプレー。初日から首位を守る完全優勝へ、通算10アンダーで残り18ホールとなった。2週連続の完全優勝となれば、2019年の鈴木愛（樋口久子 三菱電機レディス、TOTOジャパンクラシック）以来となる。
「きょうは伸ばすことができたので、ボギーもありましたが、いいプレーかな」と笑顔で振り返った。
6番までボギーが上回って苦しい展開だったが、7番（パー3）で9mを流し込んでバーディ。8番（パー5）は205ydから6mにつけたチャンスを生かして連続バーディを奪った。
最終18番（パー5）は2打目で直ドラを披露した。結果は右に飛んで3オン2パットのパーだったが、「3番ウッドでも、どっちでも良いと思ったけど、ドライバーの方が皆さん盛り上がるのでチャレンジした」とリードしている状況でも攻めるゴルフを貫いた。
競技力を伸ばすための練習や休息は当然だが、運の存在も気になる。「クラブハウスのゴミを拾ったり、トイレの床に落ちているティッシュを拾ったりしている。初心に戻るというか、浮かれちゃダメだと思って。きょうもトイレで拾った」。ラッキーを引き寄せるために“一日一善”を心がけている。
双子の妹・千怜は昨年8月に2週連続優勝を達成。「楽しんでやれば結果はついてくると思うので、歴史を作りたいですね」と気を引き締めた。（宮城県利府町／玉木充）
