ヴィッセル、本拠地ノエスタのトイレ改修 ふるさと納税活用のプロジェクト第1弾

改修されたノエビアスタジアム神戸南スタンドの男子トイレを紹介するJ1神戸のマスコット「モーヴィ」=神戸市兵庫区御崎町1

 ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)南スタンドのトイレが改修を終え、23日から利用できるようになった。J1神戸を運営する楽天ヴィッセル神戸がふるさと納税を活用し、改修を進める「みんなのノエスタ、アップグレードプロジェクト」の第1弾。

 スタジアムは完成から20年以上がたち、老朽化。特にトイレは「きれいにしてほしい」と多くの声が寄せられていた。新たに節水便器やLED電球を使い、環境に配慮。入り口には兵庫県産の間伐材を使った。

 スタジアムの運営事業者でもある同社が市の委託を受けて実施。集まった総額1億5567万円から返礼品の経費などを除いた約1億円を元手に、さらに2カ所のトイレ改修も予定する。(有島弘記)

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