田中、矢沢がパリ五輪代表 世界カヌー・スラローム

カヌーのパリ五輪代表に決まった田中雄己

 【ロンドン共同】来年のパリ五輪予選を兼ねたカヌー・スラロームの世界選手権は23日、ロンドンで行われ、カヤックシングル準決勝で男子の田中雄己(駿河台大)が15位、女子の矢沢亜季(昭和飛行機都市開発)は28位でいずれも五輪出場枠を獲得し、五輪代表に決定した。田中は初、矢沢は3大会連続の五輪出場となる。

 ともに上位10人による決勝には進めなかったものの出場枠が与えられる、各国・地域の最上位選手のうちの15番手以内(既に出場枠を獲得している選手を除く)に入った。日本カヌー連盟の規定で枠を獲得した選手は五輪代表に決まる。

 男子の足立和也(ヤマネ鉄工建設)は33位だった。

カヌーのパリ五輪代表に決まった矢沢亜季
カヌー・スラローム世界選手権の女子カヤックシングルでパリ五輪出場を決めた矢沢亜季=ロンドン(共同)

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