首位町田が6発圧勝で4戦ぶり白星! 水戸は11戦ぶり黒星…千葉は6連勝【明治安田J2第36節】

23日、明治安田生命J2リーグ第36節の6試合が各地で行われた。

◆“うっ鬱吹き飛ばす6発圧勝!” 首位・FC町田ゼルビア

初のJ1昇格へ首位をキープするFC町田ゼルビア。昇格プレーオフ圏内で奮闘する5位のV・ファーレン長崎と対戦した今節は27分、長崎のゲームキャプテン中村慶太が危険なタックルで一発退場に。3試合未勝利&無得点と停滞感が漂うなか、早い段階で数的優位となる。

すると36分、[4-4-1]のブロックを敷く長崎を中央→左サイドの展開で崩し、古巣対戦となった翁長聖のクロスにミッチェル・デュークが頭で合わせて先制に成功。さらに前半アディショナルタイム6分、鈴木準弥がFKを直接叩き込み、前半を2点リードで終える。

さらに72分、バスケス・バイロンが右サイドを切り裂き、ゴール前へラストパス。走り込んだ藤尾翔太が右足で流し込んで3点目をゲットした。その後も松井蓮之のJリーグ初ゴールが生まれるなど3点を追加した町田。3試合未勝利&無得点という、うっ鬱を吹き飛ばすには十分すぎる6-0の圧勝となった。

◆“前田退場が痛手に…” 12位・水戸ホーリーホック

序盤戦から中盤戦にかけての低迷を脱し、10試合無敗で12位まで浮上してきた水戸ホーリーホック。今節は勝ち点6差の11位・大分トリニータと対戦し、数的不利となった末、惜敗を喫して11試合ぶりの黒星となった。

痛恨だった前田椋介のレッドカード。長崎の中村同様、腕章を巻いて先発した背番号10は38分、大分の渡邉新太に対するタックルで2枚目の警告を受け、水戸は前半で10人に。58分、その渡邉に豪快な左足弾を叩き込まれ、0-1の敗戦となった。

◆“上昇続く” 6位・ジェフユナイテッド千葉

破竹の5連勝で一気にJ1昇格プレーオフ圏に割って入った6位のジェフユナイテッド千葉は17位のベガルタ仙台をホームに迎え撃っての今節に。その今節も流れよく、41分に佐々木翔悟のゴールで先手を奪う。

1-0の後半も56分に呉屋大翔がネットを揺らし、仙台の突き放しに成功。85分に中島元彦の一発を浴びるが、アディショナルタイムに米倉恒貴がトドメを刺し、5位に浮上した。

◆第36節

9月23日(土)

ブラウブリッツ秋田 1-1モンテディオ山形

水戸ホーリーホック 0-1 大分トリニータ

V・ファーレン長崎 0-6 FC町田ゼルビア

いわきFC 1-0 ツエーゲン金沢

ジェフユナイテッド千葉 3-1 ベガルタ仙台

レノファ山口FC 1-0 ザスパクサツ群馬

9月24日(日)

《13:00》

ファジアーノ岡山 vs ジュビロ磐田

清水エスパルス vs ヴァンフォーレ甲府

《16:00》

東京ヴェルディ vs 藤枝MYFC

徳島ヴォルティス vs 大宮アルディージャ

《19:00》

ロアッソ熊本 vs 栃木SC

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