【東京女子】たま未来メッセ大会でタッグ王座を目指す『ふりーWiFi』が前哨戦に勝利も角田が涙「もう悔し涙は最後にしたいです。無冠の女王も捨てます」

23日、神奈川・横浜ラジアントホールにて東京女子プロレス「TJPW CITY CIRCUIT ’23~横浜公演~」が開催。プリンセスタッグ王座初戴冠へふりーWiFiが王手を懸けた。

この日のメインイベントは10月9日のたま未来メッセ大会でプリンセス・オブ・プリンセス王座を争う瑞希と山下実優、プリンセスタッグ王座の新王者決定戦に臨む乃蒼ヒカリ&角田奈穂の“ふりーWiFi”、上福ゆき&桐生真弥の“東洋盟友”にマックス・ジ・インペイラーを相手にインターナショナル・プリンセス王座の防衛戦に臨む辰巳リカ、ナイラ・ローズと一騎打ちをおこなう伊藤麻希がそれぞれカルテットを組んでの8人タッグマッチ。

山下と瑞希は中盤に対峙。山下が蹴りで攻め立てれば、瑞希も山下をサードロープに引っかけてのドロップキックでやり返す。コーナーに登った瑞希を山下が追いかけて雪崩式アティテュード・アジャストメントを狙うが、瑞希が振り払い強引にフットスタンプを突き刺す。ダイビング・フットスタンプをかわした山下が伊藤のヘッドバットにハイキックを合わせる合体技。

瑞希もSkull Kickをかわしてきゅるりんどん(仮)を放つなど互角に渡り合う。戦況は乃蒼vs桐生に。乃蒼のドロップキックから角田との連係が決まる。乃蒼のミサイルキックからのカバーを桐生が丸め込むと、さらにハーフダウンの乃蒼にランニングエルボーから逆エビ固め。カットに入らんとした角田は上福が排除。しかし乃蒼にロープへと逃げられてしまう。東洋盟友の連係から桐生が河底撈魚。合体技のエンリョウ狙いは上福を角田が阻止。

ふりーWiFiの合体技「5G」が決まったが、今度はカバーを伊藤がカットに入る。最後は桐生のエルボーが乃蒼に決まったがスパインバスターは乃蒼が踏ん張ってブリザード・スープレックスに一気につないで勝利を掴んだ。

最後の前哨戦で桐生から直接フォールを奪ったふりーWiFiだが、角田は浮かない表情で「最後の前哨戦として一番自分が役立たずだった。悔しい」と涙ぐむ。そんな角田を乃蒼が「全然そんな力不足とか…いっぱい助けてくれたし、奈穂さんがこんな悔しい思いをしているなら、自分たちのできることを全部やった上で次は勝って『頑張ったぞ』で泣いてください」と思いやる。角田もこれに「もう悔し涙は最後にしたいです。無冠の女王も捨てます」と人生タイトル初戴冠へ前を向いた。

【大会名】TJPW CITY CIRCUIT ’23~横浜公演~
【日時】2023年9月23日
【会場】神奈川・横浜ラジアントホール
【観衆】270人(超満員札止め)

▼第一試合 15分一本勝負
○鳥喰かや vs 風城ハル●
8分10秒 鳥籠

▼第二試合 15分一本勝負
○愛野ユキ vs 大久保琉那●
5分4秒 愛と炎のフルネルソン

▼第三試合 3WAYマッチ 20分一本勝負
○ハイパーミサヲ vs 原宿ぽむ vs HIMAWARI●
5分38秒 外道クラッチ

▼第四試合 20分一本勝負
らく&○鈴芽&遠藤有栖 vs 宮本もか&上原わかな&凍雅●
10分33秒 片エビ固め
※リング・ア・ベル

▼セミファイナル 20分一本勝負

○沙希様&メイ・サン=ミッシェル vs 渡辺未詩&鈴木志乃●
12分34秒 体固め
※アカデミー賞

▼メインイベント 30分一本勝負
瑞希&辰巳リカ&○乃蒼ヒカリ&角田奈穂 vs 山下実優&伊藤麻希&上福ゆき&桐生真弥●
19分41秒 ブリザード・スープレックス・ホールド

〈写真提供:東京女子プロレス〉

⇒次ページ【動画】前哨戦に勝利も悔し涙を見せる角田とパートナーの乃蒼

【動画】前哨戦に勝利も悔し涙を見せる角田とパートナーの乃蒼

記事ページを戻る

© 株式会社リアルクロス