プレミアリーグ「契約が今季限り」な最高額選手、5名

夏のマーケットが終了し、1月に再びウィンドウが開くまで3ヶ月。今季限りの契約となっている選手は、来年になった瞬間から他のクラブと直接交渉することができる。

今回は『Planet Football』から「プレミアリーグで2024年夏に契約が満了になる高額選手」TOP5をご紹介する。

5位:エリック・ダイアー

クラブ:トッテナム・ホットスパー

国籍:イングランド

市場価値:1540万ポンド(およそ28.21億円)

アンジュ・ポステコグルー監督が就任したトッテナム・ホットスパーで、今季いわゆる「戦力外通告」を受けてしまったエリック・ダイアー。クラブはこの夏に彼の放出に動いたものの、実現に至るようなオファーは舞い込んでこなかった。

まだ29歳とピークの年齢にあるものの、出場機会は与えられておらず、その事態を変革できるほどクラブの調子も悪くはない。これまでにないほどにトッテナムはいいスタートを切っており、エリック・ダイアーが起用される状況にもない。

4位:パブロ・フォルナルス

クラブ:ウェストハム・ユナイテッド

国籍:スペイン

市場価値:1890万ポンド(およそ34.62億円)

かつてビジャレアルで若くして大ブレイクしたスペイン人の司令塔。ウェストハムを率いるデイヴィッド・モイーズ監督は彼をそれほど中心選手とはしておらず、チーム内での重要性は下がっている。

契約も今季限りとなっているためクラブも選手も重要な決断を迫られることになる。とはいえ、クラブとして彼を急いで現金化しなければならないほどの状況ではなく、代役を獲得する方針もないようで、今季終了までは起用されることになるだろう。

3位:アーロン・ワン・ビサカ

クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

国籍:イングランド

市場価値:2140万ポンド(およそ39.2億円)

ヴィクター・リンデレフと同じように、マンチェスター・ユナイテッドはアーロン・ワン・ビサカとの契約を1年延長できるオプションを持っている。昨季はディオゴ・ダロが存在感を見せたものの、その後彼もその価値を証明しており、個性が違う二人が右サイドバックを共有している。

エリック・テン・ハフ監督がどのように考えるか注目されている状況だが、おそらく冬には契約延長のオプションが行使されるのではないか。

2位:ジョルジーニョ

クラブ:アーセナル

国籍:イタリア

市場価値:2140万ポンド(およそ39.2億円)

昨年の夏、電撃的にチェルシーからアーセナルへと加入してきたジョルジーニョ。その後スペインやトルコのクラブと噂になったこともあり、今季はまだ3試合にわずかな時間だけ使われたのみである。

デクラン・ライスが加入したことで彼の重要性は下がっているが、代理人は「彼はアーセナルに残るだろう」と語っており、今のところはクラブとの契約を全うするつもりであるようだ。

1位:トマーシュ・ソウチェク

クラブ:ウェストハム・ユナイテッド

国籍:チェコ

市場価値:3000万ポンド(およそ54.95億円)

プレミアリーグで最も高額な「契約切れ間近」の選手はウェストハムのチェコ代表MFトマーシュ・ソウチェクだった。2020年にスラヴィア・プラハから加入した選手で、1年の延長オプションがある。

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もちろんウェストハムは新しい長期契約をオファーしているとのこと。ただ多くのクラブが彼をチェックしていると伝えられており、どのような未来を迎えるのか注目されている。

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